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キャリアアップ転職を成功させる面接力UPの法則

外見が「合否」を左右する!第一印象UPテク

「面接は第一印象で決まる」といわれるほど、面接で“印象”が占める割合は大きい。では、具体的に相手に好印象を与えるにはどのようにすればいいのか。見た目、話し方、仕草など、“外見力”を上げるためのノウハウを、人材教育及びイメージコンサルティングを専門とする大森メソッドの大森ひとみCEOに教えてもらった。

インプレッション・マネジメントであなたの面接力は飛躍的に上がる!

株式会社 大森メソッド 代表取締役社長兼CEO 大森 ひとみ氏

株式会社 大森メソッド 代表取締役社長兼CEO大森 ひとみ氏

日産自動車ミスフェアレディ(現日産PRスペシャリスト)、同社研修センター講師、大手人材派遣会社の教育部長を経て、1990年人材教育及びイメージコンサルティングを専門とする大森メソッドを設立。2011年、AICI国際イメージコンサルタント協会(米)最高位資格CIM=イメージマスターに認定され、世界を代表するイメージコンサルタントに。独自のトレーニングメソッドに定評がある。著書は「見かけ」が仕事を決める!(世界文化社/1836円)など多数

「面接の成否は、“インプレッション・マネジメント”がきちんとできるかどうかにかかっています」と採用面接における“外見”の重要性を語るのは、日本のイメージ・コンサルタント界の第一人者・大森ひとみ氏である。メラビアンの法則(※)によると、相手が自分に対して持つ印象は、55%が表情などの「視覚」、38%が声の大きさや高さ、抑揚といった「聴覚」によって決まり、「言葉」の影響はわずか7%に過ぎない。

 通常のコミュニケーションにおいて話の内容が与える印象がたったの7%という数字はあり得ない。しかし、それだけ、話の中身以外の要素、特に服装や表情、話し方、立ち居振る舞いや仕草など「目から受ける情報」の割合が高いことがわかる。

(※)「視覚」「聴覚」「言語」で矛盾した情報(皮肉を込めた誉め言葉や親愛の念を込めた文句など)が発せられたとき、聞き手は言葉と表情のどちらに重きを置き、相手の感情や態度を判断するのか、という心理学者アルバート・メラビアンによる実験

面接ファッションは相手によって変える

「『面接にどんなファッションで行ったらいいか』という質問をよく受けますが、面接はフォーマルな場なので、“コンサバ”が基本。最近は、ノーネクタイとかビジネスカジュアルで面接にいらしてくださいという会社も増えていますが、そういう場合でも、男女問わずジャケット着用は必須です」

 コンサバと言っても、マニュアルそのままのスタイルではキャリアのなさが露呈してしまう確率が高い。また、本人も面接する相手も、ある種のぎこちなさを感じてしまう可能性もある。

「『自分・相手・トレンド』の3つに合うかどうかを考えながら、自分なりのオリジナリティを加えていく必要があります。その中でも面接で一番重要なのは『相手』が求めているイメージに合わせるということ。これは業種などによってずいぶん異なります。例えばクリエイティブやファッション系の業種では少しやわらかめのスーツ、逆に金融系であれば、肩パットの入ったカチッとしたスーツの方がいいでしょう。髪形にしても、クリエイティブな雰囲気を出したいのであれば、多少跳ね上がりを強く出してもよいし、逆に金融系のような堅い職種では、きちんと整えた控えめなヘアスタイルが好まれます」

 相手に好印象を与える外見が実現できれば、面接を有利に展開できる。だが、その前に社風などについて十分に研究し、相手が求めるイメージをつかんでおくことが重要なのだ。

表情や話し方も練習が必要

 ファッション以上に難しいのが、表情であり、話し方だ。前述のメラビアンの法則ではこの2つの要素で93%とほとんどを占める。

「好感度の高い表情は目元、口元など『元』のつく部位がポイントです。真剣な話をするときには、相手の両目と眉間を結ぶ三角形から目線を外さないこと。目線を外すと、途端に説得力が落ちてしまいます。ただ、ずっと一点を見ていると睨まれている感じがするので、一般的な会話をするときには、相手のおデコの真ん中からネクタイの結び目くらいまでを広くとらえるようにします」

 一方、口元に関しては、口角を上げておくことが大事だと大森氏は説く。口角を上げた表情は、相手を受け入れているというメッセージになるからだ。

「口角を上げると、話すときだけではなく、相手の話を聞くときにも良い印象を与えます。そして、笑顔を見せるときには、上の歯6本、前歯から犬歯までが見えるようにします。これが、歯科医が言う『スマイルライン』です。逆に下の歯が見えると下品な感じになってしまいますので、練習するといいでしょう」 だが、いくら表情が良くても、声の印象が悪ければ効果は薄くなってしまう。面接の場において通常の会話のトーンのままでは、覇気がなく、暗い印象を与えてしまう場合もある。

「普段よりも2~3音トーンを上げるといいでしょう。また、滑舌の良い話し方をするために、顎をしっかり開け、母音の『あ』と『お』を、口を縦に開けてはっきり発音することが大切です。アナウンサーの発声を参考にしてみるといいですよ」

 一見難しいようだが、ちょっと意識を変えるだけで驚くほど印象は変わる。実行する価値は非常に高い。しかし、面接には緊張が伴うため、どうしても堅くなりがちだ。

「これを克服するためには、鏡を見たり、自分の声を録音するなどして、練習を繰り返すしかありません。入社面接もビジネスの場である以上、カジュアルなときとは違う自分が求められるのは当然ですし、その意味で、多少は“演じる”ことも必要です。『外見力』とは、見た目の良さだけでなく、相手が何を期待しているのかに合わせて自分自身を効果的に見せる力、語る力なのですから」

外見力UPに効く!
面接ファッションのポイント

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