使い勝手

就業しながらの転職活動の場合では、移動時間や休憩時間などのちょっとした空き時間も有効に活用したいものです。その場合、スマートフォンに対応しているウェブサイトかどうかは重要なポイントです。見やすさや検索のしやすさといった利便性の高さは閲覧頻度にも影響します。また会員登録の方法があまり複雑すぎないことも初心者には大事です。

求人数・登録者数

求人数が多い大手転職サイトは、当然登録者数も多い傾向にあります。数が多いことで転職コンサルタントからは数多くの案件を紹介してもらえる期待が持てます。しかし、求人企業や職種業種が豊富だからといってかならずしも自分の希望に合致した求人があるとは限りません。場合によっては数的には劣る中小クラスの転職サイトの方が自分の希望に適した求人情報を持っているケースもありますので、求人数や登録者数の多さはあくまで参考までに、自分の目指す業界や職種に強い転職サイトを利用することが賢明です。

独自サービスの有無

転職市場において自分のスキルにはどのような価値があるのか、適職は何か、売りになる自己PRポイントは何か、などの自己分析ツールを備えた転職サイトや、自分で自由に閲覧して求人を探す形の転職サイト、転職コンサルタントが企業紹介してくれる転職エージェント型の機能の両方が利用できる転職サイト、さらには企業側からのスカウト機能など、転職サイトによって独自サービスはさまざまです。こちらも自分自身の転職活動において使いやすい機能を備えた転職サイトを利用することが、転職活動を成功に導きます。

転職コンサルタントとの相性

転職コンサルタントへの話しやすさや相談のしやすさは、転職活動を進めるにおいて重要なポイントとなるでしょう。また自分が希望する業界や職種への紹介において、過去にどのくらい実績があるかも最初に確認したいところです。ハイクラスの求人や専門職での求人では、転職コンサルタントより求職者の方が、採用企業側の要求するスキルなどに詳しいこともあります。業界へ知見やがある転職コンサルタントかどうかも見極めたいところです。とはいえ、転職コンサルタントが自分に合わないと感じた場合は担当を変えてもらうことは可能ですので、じっくり見極めてみるのもよいでしょう。

転職コンサルタントの提案力・交渉力

求職者のキャリアシートや実際のヒアリングから引き出した様々な情報をいかに企業とマッチングさせるかが転職コンサルタントの腕の見せどころです。有能な転職コンサルタントは小さな情報も逃さず拾い出し、あなたに適した企業を紹介する提案力に長けています。
また、転職条件や年収設定などの交渉力も見逃せません。自分ではなかなか直接交渉しづらい条件交渉も、求職者に有利な条件でまとめる力はプロに任せたいポイントのひとつでしょう。もし提案力や交渉力に疑問があるような場合、転職コンサルタントや転職エージェント自体を変更してみるのもよいでしょう。