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何歳でもウェルカム!?求人における「年齢不問」の意味と目的

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転職のときに年齢制限があり、応募したくても出来なかった経験はありませんか?少子高齢化の社会の中で、20代の若手を求める企業は非常に多く、30代・40代となると応募できない求人が増えてきます。一方、年齢不問の求人の場合、いったい何歳くらいの人を求めているのか分からず困ることもあると思います。これらの年齢制限はどのような目的で運用されているのでしょうか。自分の年齢に適した仕事を探すコツを知りたい人のために、本記事では求人と年齢不問・年齢制限に関してご紹介します。

雇用対策法で禁止された「年齢制限」の目的とは

国が定めた雇用対策法では求人募集をする際、以下の場合に限り年齢制限を設けて募集を行うことが出来ます。基本的には、男女や年齢、外国籍かどうかで募集を制限することは禁止されています。

  • 定年年齢を上限として、期間の定めのない契約の場合に限り年齢制限を認める
  • 労働基準法など法令により年齢制限が設けられている場合(危険物を取り扱うので18歳未満は禁止など)
  • 長期勤続によるキャリア形成を図る目的のとき、期間の定め無しとして募集を行う
  • 技能、ノウハウの観点から特定の職種において労働者が相当程度少ない特定の年齢層に限定して募集することができる
  • 芸術、芸能の分野における表現の真実性などの要請がある場合(子役の募集など)
  • 60歳以上の高齢者や国が雇用促進をする特定の年齢層の募集の場合

企業が転職サイトや人材紹介サービスを使い、紙面や求人サイト上に募集要項を掲載するときは、これらの理由に当てはまっていないと年齢制限をかけることができません。近年では、少子高齢化の影響も大きく、若手募集を行う際に「3号のイ 長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合」を用いて年齢制限を行う企業が多いです。

年齢不問の求人と、採用者が求める対象年齢にズレはある?

では、年齢制限ではなく年齢不問の求人の場合は、実際何歳くらいの人材を求められているのでしょうか?

年齢不問と表記のある背景を知ろう

求人票には年齢不問と書いてあったのに、実際に応募してみるとことごとく落とされてしまった、これは年齢が理由ではないか?と疑問に感じる人は少なくないでしょう。
実際のところ、すべての企業が年齢不問にしたくてそのようにしている訳ではありません。

そもそも年齢制限を設けることは法律で禁止されています。先に述べた特例の場合のみ、年齢を制限できます。しかし年齢を制限してしまうと、求人上の歓迎条件が表記できなくなったり、雇用期間を有期に設定することが出来なくなったりし、やむを得ず年齢不問としているケースがあるのです。

また、募集をかけている業界・職種によっては不人気で人手不足が続き、年齢を制限すれば応募が1件も来なくなるという現実もあります。そのため、本音と建て前ながら、年齢不問と表記することで応募者の幅を広げる目的としていることもあります。

求人票に書かれたキーワードを見逃さないのがコツ

年齢不問と書いてあるのに、実際に企業がイメージするのは若手の人材…となってしまうと、30代、40代、50代の人たちはどのように対処したら良いのでしょうか?

これは企業によって考え方が大きく異なるので、一概に解決法はお伝えできませんが、求人票・募集要項に隠された「こういう人が欲しい」というキーワードをしっかり読み取ることが一番大切です。

例)
ジュエリー販売の店長候補募集のケース
募集要項
「年齢不問!高額商品の接客経験があると即戦力としてお迎え出来ます。銀座という土地柄、近年外国籍のお客様が多く来店されます。商品の単価は10万円以上のものが多く、ご購入いただくお客様の層は落ち着いた年齢の方がほとんどです。1度購入いただくとリピーターになるお客様が多いので、ジュエリーのアフターフォローまでしっかり知識を身に付けながら、店舗運営能力を磨いていってください」

この場合、どこにも「若手が欲しい」とは表記がありませんが、実際のところ企業側は20代が欲しいと想定します。また、あなたが40代で、もともと高額商品の営業経験があると仮定しましょう。
そして、ここでのキーワードは「高額商品、接客経験、外国籍、商品単価、お客様の年齢層、知識を幅広く、店舗運営」となります。

であれば、ここでPRすべきポイントは、「商材はちがえど高額商品を取り扱っていたので、お客様へのアプローチの方法に汎用性があり即戦力として活かせること」、「英語や中国語のスキルがあったり、自分自身も高額なジュエリーを買ったりするので、その経験が活かせる」など、年齢だけで測れないPRポイントで相手を惹きつけることが重要です。

上記の例に限りませんが、求人広告の募集要項から「どのような人が欲しいのか」を読み取ることが重要です。年齢不問と記載があっても、企業が実際に求めている人材のイメージを考えながら選考にのぞむことが、ある程度必要になるでしょう。

年齢に合う仕事探しなら求人サイトや転職エージェントへ

初めての転職のときや、年齢を重ねてからの転職は不安がつきものです。そして、求人を見るだけでは企業側が求める人材像が分からない、その心理を知りたい場合は、自分だけで解決しようとせずに転職のプロに頼ることも得策でしょう。

今回の要点

  • 求人募集をするとき、基本的には年齢制限を行うことができない
  • 年齢不問と書いてあっても、本当に年齢不問とは限らないため求人の真意を読み取ることが大切
  • 年齢を重ねて転職が難しいと感じたら転職エージェントなど転職のプロに頼ろう

最終更新日:

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