STEP 4 面接対策

面接に備えて話す内容を暗記すべき?

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面接の準備をしていくと、想定される質問に対する回答をついつい暗記しがちになります。面接での暗記というのは面接官に対してどううつるのでしょうか。この記事では、面接での暗記の必要性やコツ、面接官に与える印象についてお伝えします。

面接で暗記は必要か?

面接では自己紹介や志望動機などがよく聞かれるため、つい暗記しがちになります。しかし、面接時に暗記は不要です。その理由はこの質問はすでに履歴書や職務経歴書などに書かれているので、面接官は内容を知っています。大きな差異がなければ内容を暗記する必要はなく、自分の言葉で話すようにすればいいのです。

回答の丸暗記がNGな理由

それでは、面接での丸暗記がNGな理由を3つご紹介します。

①棒読みになる

回答を丸暗記すると、その内容をきちんと言おうと思うがあまり、棒読みになってしまいがちです。面接とは面接官とのコミュニケーションの場です。一方的に話をしてしまうと、コミュニケーションが成り立たず、印象が悪くなってしまいます。

②緊張して言葉に詰まる

覚えた内容をきちんと答えられるかと不安になり、緊張してしまうと言葉につまります。暗記した内容を緊張しながら言っていると、自信を持っていないと見なされてしまいます。自分自身について語る場ですので、暗記ではなく考えながら話すようにしましょう。

③想定外の質問に戸惑う

予想した質問に対する答えを丸暗記してしまった場合、想定外の質問が来た場合に戸惑って答えられなくなってしまいます。同じ質問でも色々な角度から聞かれる場合があります。回答の一言一句を覚えるのではなく、内容をしっかりと理解しておき、自分の言葉で伝えるようにしましょう。

面接時の暗記は案外ばれやすい

面接時に暗記をした場合、面接官にはどのようにうつるのでしょうか。先ほどお伝えしたように、丸暗記をすると棒読みになったり、言葉に詰まったり、想定外の質問に答えられないことがあります。他にも話す内容が提出している書類そのままであったり、目線が合わなかったりするので、面接官はすぐに見抜いてしまいます。
面接官から見て丸暗記をしている人は、コミュニケーションが取れないと見なされる可能性があります。即戦力として期待されている中途入社の社員には、コミュニケーション力が必須です。暗記した内容を伝えるのではなく、自分の言葉で話す人が必要とされます。

暗記と思われない3つのポイント

それでは、面接官に暗記だと思われないための3つのポイントをお伝えします。

①会話するように話す

面接官と対話するようなイメージで話しましょう。面接官は候補者が実際に働いた場合に職場環境や社風に合うかどうかも見極めています。暗記した内容を伝えることに注力するのではなく、きちんと面接官の言葉を聞いた上で臨機応変に返答するようにしましょう。面接官は話の内容だけではなく、候補者が質問に対してどう切り返すかも見ています。

②相手の目を見て話す

目線が泳いでいたり、ほかの部分を見ていたりすると、回答に自信がないように見えてしまいます。面接はコミュニケーションの場でもありますので、目を合わせて話すことが大切です。また、目を見て話すことで本気でこの会社に入りたいという熱意も伝わり、暗記しているという印象は薄れ、面接官への印象も良くなるでしょう。

③内容の要点を押さえアドリブ風に話す

丸暗記をした場合に、内容の要点はしっかり伝えながらもアドリブ風に話してみましょう。アドリブ風に話すコツとして、面接官の質問にすぐに反応せず考えているように見せながら「えっと…」と言ってみたり、今思いついたようなしぐさをして答えるまでに1~3秒ほどの間をあけてみたり、とその場で考えている雰囲気を出しましょう。

面接対策のために転職エージェントを利用する

どうしても暗記頼みになりがち、面接で緊張してしまうなどの悩みがある場合は、キャリアアドバイザーに模擬面接を依頼してみましょう。聞かれる可能性が高い質問を把握しているので、適格なアドバイスを得られるなど、面接対策をしてくれます。

今回の要点

  • 面接で暗記は基本的に必要ないが、提出書類の内容を自分の言葉で話せるようにしておく
  • 暗記は面接官とコミュニケーションが取れていないと判断されるので注意する
  • 暗記は緊張した様子やしぐさ、答え方から面接官にはすぐ見抜かれてしまう
  • 暗記した場合は会話するように話したり、アドリブ風に見せるなど工夫が必要
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