英語面接の流れ
英語面接や面接担当者が外国人の場合には、面接を開始する前に、握手をすることが多くあります。握手の後に挨拶や自己紹介をしますが、その際には面接官に対して、「面接の時間を割いてくれてありがとうございます」と伝えましょう。
面接の進行は面接官に任せて大丈夫ですが、自分をアピールするだけではなく話を聞くことも重要なポイントです。また、アイコンタクトや微笑を上手に使い、コミュニケーションをしっかりと取るように心がけます。
面接の終わりは、応募先のポジションや職種への熱意を再度伝えると共に、次の面接で必要になる資料などがあるか確認をしましょう。また、面接の結果が出る日や、これからのフローなども聞いておくのがおすすめです。
最後に、面接を行ってくれたことに対する丁寧なお礼で締めくくります。
求められる英語力に合わせた対応が必要
英語面接では、ネイティブレベルの英語力が求められるケースと、ビジネスレベルの英語力が求められるケースがあります。面接では、求められる英語力に合わせた対応が必要になります。
ネイティブレベルの英語が求められる場合には、より丁寧な表現を心がけましょう。
「Tell me about yourself」と質問する意図
自己紹介を求めるのは、どんな能力を持っているのか、それが応募先のポジションや業務に合っているのか、応募者のキャリアプランにそぐうのかを知るためです。
そのため、「どんな形で自社に貢献することができるか知りたい」というニーズを満たすことが重要です。自分の学歴やスキル・経験の、どんな部分が応募先のポジションや業務にマッチしていて、どんな貢献ができるのか具体的にアピールしましょう。
自己紹介に入れるべき5つのポイント
自己紹介に入れるべき5つのポイントをご紹介します。
①今までの経歴・キャリア
今までの経歴・キャリアに学歴、そして所有スキルは、能力をアピールする重要なポイントです。
②志望動機
志望動機にキャリアプランを絡め、応募先のポジションや業務が、自分のキャリアプランにマッチしていることをアピールしましょう。
現時点だけではなく、5年後・10年後といった将来のキャリアを見据えておくことが重要なポイントです。夢や目標というだけではなく、現実に即したキャリアプランをしっかりと考えておきましょう。
③今までの成功実績
具体的に数値や事例を交えながら、成功実績をアピールします。
④自分の強み
自分の強みは、企業に対して貢献できるものをセレクトします。たとえば、外資系企業の受付に応募する場合には、英語力や接客経験などが強みになります。
業界や業種、そしてポジションによってアピールしたい強みは異なりますので、企業研究をしっかりとしておきましょう。
⑤希望企業への貢献度
「希望企業へどんな形で貢献することができるのか」は、採用の合否を左右する重要なポイントです。学歴やスキルそして経験を踏まえながら、自分の強みを発揮することで、どんな未来が得られるのか具体的なストーリーを描きましょう。
自己紹介をする時に意識すべき3ポイント
自己紹介をする時に意識すべき3つのポイントは以下の通りです。
①内容は簡潔に!
英語では、結論を先に話すように心がけます。内容は簡潔にするのも重要ですが、万が一「正しく伝わっているか不安」な場合には、「これはこういう意味です」と補足をしましょう。質問の意図が分からなかった場合にも、必ず真意を確認してから回答してください。
②自分を積極的にアピール!
面接は自分を売り込む場です。積極的にアピールしましょう。ただし、アピールに気を取られすぎて、面接官の話をしっかり聞いていないのはネガティブな評価になります。「会話のキャッチボール」を意識して、コミュニケーションをしっかりと取りましょう。
③自信を持って話すこと!
おどおどとした態度はネガティブな印象を与えてしまうことが多いので、胸を張って堂々としていましょう。自信を持って話すように心がけてください。
今回の要点
- 英語面接では握手からスタートすることが多い
- 自己紹介では、「どんな貢献をすることができるか」をしっかりアピールする
- 分からない時には質問の意図を確認してから回答する
- 自信を持って話す