Q3有効求人倍率が高いとされているのに、なかなか転職先が決まりません。どうしてですか?

A 有効求人倍率とは、ハローワークに登録された求人数と求職者を基にして計算されます。

1人の求職者に対しての求人数の割合を示したものです。

ここで注意したいのが、「単なる求人数の割合であり、住んでいる地域、職種や業種は問わない点」です。つまり、有効求人倍率が高くても、あなたが住んでいる地域では求人が少なかったり、職種や業界の求人が少なかったりするケースがあるのです。

■どんな職種の求人が多いか調べてみよう!

厚生労働省が発表している「職業安定業務統計」によると、平成 29 年度平均の有効求人は前年度よりも 6.1 %増増えており、有効求職者は 4.0 %も減っています。また、「 職業別一般職業紹介状況[実数](常用(除パート))」を見ると、どのような職種で有効求人倍率が高いかがわかります。

参考:厚生労働省「職業安定業務統計」(平成30年3月分及び平成29年度分) https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000204352.html

■人手不足倒産が増えている!

帝国データバンクが発表した調査結果によると、人手不足倒産は前年同期比40.7%増となっています。これは、少子高齢化の進行により、働き手が減少していることが大きな原因のひとつです。

参考:帝国データバンク 「人手不足倒産」の動向調査(2018年度上半期) http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p181001.html

■視野を広げることが重要

ご紹介したように、人手不足は年々深刻化しており、有効求人倍数は増える傾向にあります。なかなか転職先が決まらない方は、視野を広げて条件を見直してみましょう。

少し見方を変えるだけで、素敵な職場に巡りあえるかもしれません。

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