Q440代の転職は難しいですか？

A「転職は35歳まで」という話を聞いた経験がある方も多いと思います。終身雇用制が前提だった昔と比べて、今は転職を評価する企業も多くあります。

また定年が65歳になり、働ける時間が長くなったうえに、少子高齢化が進行し、ミドル・シニア世代を積極的に活用しようという動きが活発になってきました。

■「やりがいのある仕事」について考える

40代になると、ある程度の経験を積み、スキルを習得し、後進の育成に取り組んでいる方も多い世代です。転職活動をする前に考えておきたいのが、「やりがいのある仕事」についてです。

どんな仕事にやりがいを感じるのか、どんなことで喜びを感じるのかはひとそれぞれといえます。40代といえば、定年までまだ20年近くも仕事と向き合う時間があり折り返し地点です。どんな仕事に携わっていきたいのか、もう一度見直してみましょう。

■40代の転職を成功させるポイント

40代の人物が、若者に対抗してフレッシュさを売りにするのは難しいといえます。経験を活かしてサポートやアドバイスを行うのは、若者ではできない仕事のひとつです。自分の売りだけではなく、40代の強みを活かせるよう、視野を広げた転職活動をしましょう。

▼Iターン・Uターンも視野に入れてみる

ミドル・シニア世代のIターン・Uターン転職も増えてきています。家賃などの生活費が安いだけではなく、移住者への支援を積極的に行う自治体が増え、サポート体制が整ってきているからです。

ミドル・シニア世代になっても満員電車に揺られるのは辛いという方や、豊かな自然に触れた生活をしたい方にとっては、地方への転職も選択肢のひとつといえます。