Q3退職金をもらえるかもらえないか、どうやって調べればわかりますか？

A退職金制度は、どの企業にも必ずあるわけではありません。

つまり、就業規則で定められていなければ、退職金がもらえないのです。また、就業規則の内容によっては、退職金の支給を受けられないこともあります。退職金がもらえるか知りたい方は、会社の就業規則を確認してください。

■知っておきたい退職金の仕組みについて

退職金は、「退職一時金制度」「企業年金制度」そして「前払い制度」の３つがあります。

退職一時金制度では、退職をする際に会社から一括で支払われます。企業年金制度では、一定の金額を年金として受け取ることが可能です。前払い制度は、毎月の給与や賞与に、退職金が上乗せされて支給されます。

▼退職金の算出の仕方

退職金の算出の仕方は企業によって異なり、就業年数やポスト、そして自己都合・会社都合によっても金額が変わります。どんな算出方法をとっているのかは、企業によって変わりますので就業規則を確認してみましょう。

▼退職金の定めがない場合でももらえるケース

たとえば、入社時に会社と退職金について合意していたり、慣例として退職する人に退職金が支払われていたりした場合には、退職金が支給されます。また、求人票に退職金があると記載されていた場合にも、退職金を受け取ることができます。

就業規則の他に、雇用契約書や退職金規定、そして求人票などに書いてある事項をよく確認して、退職金を受け取ることができるのか、どのくらいもらえるのかを計算してみてください。