Q8退職の意志を伝える際に強く引きとめられた場合、どのように対処したらいいのでしょうか?

Aまずは退職の意思をはっきりと伝えましょう。曖昧な態度で勤務をしていると、会社から勤務することを了承していると受け取られてしまうことがあります。

■すぐに退職できない場合

退職を申し出ても、繁忙期や人手不足を理由に、「少しだけ待ってくれないか」という相談があるケースも珍しくありません。すぐに退職することが無理な場合は、転職先企業に入社時期の相談をしてみましょう。間違いなく入社できるのであれば、3か月以上でも待ってくれる企業も多くあります。

注意したいのが、入社日を明確に決めずあいまいな態度を続けることです。「本気で入社する意思があるのか」と思われてしまいますので、入社可能日をしっかりと伝えてください。

また、在職企業に対しても、転職先企業に状況を理解してもらい入社時期を考慮してもらったことを伝えて、退職時期を確定しましょう。

■退職日が決まったら退職届を必ず出しましょう

法令では14日前に退職届を提出すれば、退職できることが定められています。退職届を出したにもかかわらず、後任人事を考えてもらえないような場合でも、届け出た退職日で退職して構いません。もし、退職が認められなかったり、引き留めにあったりして困った場合は労働基準監督所に相談しましょう。

せっかく内定をもらっても、入社を引き延ばし続けると、内定を取り消される場合があります。内定をもらった時点ですみやかに調整し、円満に退職することができるように心がけましょう。

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