Q16上司が退職に納得をしてくれません。退職理由をどう伝えればよいですか?

A 円満退職をするためには、職場の理解が必要不可欠です。波風を立てないためにも、退職の意志を固めたら、誰が聞いても納得がいく退職理由を考えましょう。

■ネガティブな理由はNG!

たとえ本当のことであったとしても、ネガティブな理由を伝えるのはよくありません。人間関係や給与への不満を口にするのは、働いている人にとっていい気はしないものです。「前向きな理由」や「どうしてもやむを得ない理由」に言い換えることが大切です。

▼前向きな理由の例

「キャリアアップをしたい」というのは、退職理由でも人気の理由のひとつです。

ここで大切なのが、「退職しないと実現できないこと」である点です。たとえば得意英語を活かした仕事に就きたい場合、外資系や海外展開をしている企業がよいといえます。

「以前から海外旅行が好きで、語学の勉強に力を入れていました。ビジネス英会話にも対応できるようになり、英語を活かした職に就いて語学力を磨きたいと考えております」と伝えることで、引き留めづらくなります。

▼どうしても退職が認められない場合

「家族の介護」などの家庭の事情を伝えるのも手です。ただし嘘をつくと発覚した時に困るので、嘘をつくのはやめましょう。

■退職理由を伝える際の注意点

退職理由を伝える際には、退職時期をあらかじめ決めておき、併せて相談をしましょう。

「〇月に退職をしたいのですが、仕事の引継ぎやスケジュールのご相談をさせてください」と上司に伝え、調整をお願いします。大切なことは、円満退社のためには「迷惑をかけない」ことです。引継ぎをしっかりとして、手掛けていた仕事の目途をつけてから辞められるように、きちんと相談・調整をしてください。

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