Q17退職願は書面で提出しなくてもいいって本当ですか?

A 退職願は、退職届とは異なり、「退職をお願いする」書類です。退職は労働契約の破棄であり、口頭で「やめたいです」と伝えるだけでも、退職の意思表示になります。そのため、退職の相談を上司に口頭でした場合、それが「退職願」になるのです。

ただし、事務手続きを行わないと記録を残すことができません。そのため、就業規則には、「退職の際には退職届を出す」ことが規定されているケースが多いのです。

■退職したくないのに退職をすすめられた場合

自分から退職したくないのに、退職願を出すことはありません。また、解雇を告げられたり、解雇通知を受け取ったりした際は、退職願の提出対象外になります。これは、雇用者の一方的な契約の破棄であり、働く人の意志は関係ないからです。

■退職願で退職できる?

退職届を提出したら、14日後に退職が認められます。けれども、この条件が成立するためには、以下の2つの条件を満たす必要があります。

▼退職届が人事決定権を持っている人に届くこと

▼退職願ではなく退職届であること

退職届/退職願は、記載された内容で判断されます。退職願の場合には、退職するために会社の承諾が必要です。退職する意思が固く、上司からも退職日の承諾を得ている場合には、退職願ではなく退職届を提出しましょう。

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