Q22内定承諾書を提出しないとどうなるの?

A 内定承諾書は、企業と求職者が入社を約束する書類のことです。内定承諾書を提出しないと、内定が成立しません。

■内定承諾書の効力とは

内定承諾書は、企業と求職者が合意の上で締結する雇用契約の一種です。しかし、法的な拘束力を伴わず、正当な理由があれば内定承諾書を提出した後にも内定辞退をするケースが見受けられます。

▼内定承諾書を提出すると

企業との間に労働契約が成立し、その後辞退をすると「規約違反」となってしまいます。たとえば、内定者のために備品を用意していた場合、賠償請求の対象になるのです。

▼内定承諾書を提出後に辞退した場合

労働契約を解約するためには、解約の意思表示をした日から2週間経過すると解約が成立すると定められています。

つまり、内定承諾書を提出しても辞退は可能ですが、実費を損害賠償で請求される可能性があります。内定辞退を決めたら、速やかに連絡をすることが重要です。

■内定承諾書を書く前にチェックしたいポイント

先ほど触れたように、内定承諾書には法的な拘束力はありませんが、一種の労働契約です。内定承諾書を書く前に以下の条件を確認しておきましょう。

▼労働条件の確認

内定承諾書を提出する前に、労働条件を必ず確認しましょう。気になることやわからないことがあったら、記入前に解消しておく必要があります。

▼提出期限

複数の企業で選考が進んでいる場合、内定承諾書の提出期限を延長してもらうケースは珍しくありません。必ず許可されるわけではないので、丁寧にお願いしてみましょう。提出期限を過ぎてしまうと、内定辞退と受け取られますので、期限には十分に注意してください。

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