Q24内定取り消しについて教えてください。

A 企業が内定を出すことで、雇用契約が成立したとみなされます。

そのため、会社が一方的に内定を取り消しする場合には、雇用契約を解約する扱いになり、解雇と同様に扱われます。

■内定取り消しが認められるケース

内定取り消しが成立するためには、以下のポイントが重要になります

▼経営が極端に悪化してしまった場合

予測の範囲を超えてしまうような経営悪化は内定取り消しの理由になります。

▼内定後に病気や怪我により勤務が難しくなった場合

内定後に病気や怪我をして、正常な勤務をするのが難しくなった場合には、内定取り消しが認められるケースがあります。

▼経歴詐称が判明した場合

履歴書・職務経歴書に嘘を書くと、経歴詐称になります。重要な部分に嘘の記載があった場合には、内定取り消しが認められるのです。

▼内定取消事由に抵触する場合

内定通知書に、内定取消事由が記載されていた場合、入社前までに約束をはたす必要があります。たとえば、入社前までに資格の取得を約束していたのに、取得ができなかった場合には、内定が取り消しになります。

■内定取り消しにあったら

どうしても企業に入りたい場合には、入社直前であり他社への就職が難しいケースでは、訴訟を起こすことができます。けれども、内定取り消しを行った企業で、快く働きたいと思えるでしょうか。

内定取り消しに対する損害賠償請求をしたり、未払い賃金の請求をしたりする方法もありますが、時間も手間もかかります。

いずれにせよ、専門家の手助けが必要となりますので、内定取り消しにあった場合には、なるべく早く弁護士に相談するのがおすすめです。

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