Q45転職が決まり、会社を辞めることになりました。手続きのための必要書類を教えてください。

A 退職するためには、雇用契約の破棄を申し出る退職届が必要です。

また会社に返却しておかなければならない書類等もありますので、返却漏れがないよう必ず確認しましょう。

■退職願と退職届の違い

退職願とは退職をお願いする書類のことで、提出して即退職を認められるわけではなく、退職のための調整や遺留が行われます。
退職を決めたら、退職願に退職の希望日を記入し、直属の上司に手渡して退職日の調整をお願いします。

一方退職届とは、退職を通告するための書類であり、労働契約の解約の申し入れになります。

退職届を提出してから2週間が経過すると、法的には契約終了が認められます。
しかし、就業規則で1ヵ月前までに提出と定められているケースもあります。
円満退社を望む場合にはまず退職願を提出し、調整を行った上で退職の日が確定してから退職届を出すのがベターです。

▼辞表とは

退職願や退職届と混同してしまいがちな「辞表」ですが、経営者や役員、そして公務員が辞める場合に提出するものです。
公務員が提出する場合には、退職届と同じ扱いになります。

■会社への返却が必要なもの

健康保険証や会社の身分証、名刺や備品、在職時に作成した各種書類などは、会社に返却する必要があります。
また、通勤定期券も返却や払い戻しが必要になるので注意してください。

最終出社日と退社日が異なるケースでは、保険証など最後まで必要になるものについては郵送で返却することもありますが、どうすればよいかは会社に確認を取っておきましょう。

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