Q12年齢制限に引っかかる場合、応募してもムダなのでしょうか?

A 求人を出している企業が、年齢制限を設けている理由には、年齢構成のバランスや職務内容など多彩な事情があります。その際に重要なのが、「社内で年齢制限をどの程度重視しているか」という点です。年齢制限はあくまで目安であり、応募年齢の許容範囲はプラスマイナス3歳~5歳程度とされています。

■年齢制限は法律違反?

募集・採用における年齢制限は原則として禁止されています。求人票に「年齢不問」と記載されていたのに、年齢を理由にして応募を断ったり採否を決定したりするのは法律違反になります。

しかし、これには以下6つの例外理由が設けられていて、これらに該当する募集については年齢制限が認められています。

1. 定年年齢を上限として、当該上限年齢未満の労働者を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合
2. 労働基準法等法令の規定により年齢制限が設けられている場合
3. 長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合
4. 技能・ノウハウの継承の観点から、特定の職種において労働者数が相当程度少ない特定の年齢層に限定し、かつ、期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合
5. 芸術・芸能の分野における表現の真実性等の要請がある場合
6. 60歳以上の高年齢者又は特定の年齢層の雇用を促進する施策(国の施策を活用しようとする場合に限る。)の対象となる者に限定して募集・採用する場合

■年齢制限に該当する場合の応募方法

先ほど紹介したように、求人情報に記載されている応募年齢に対してプラスマイナス3歳~5歳程度オーバーしているという場合は、求人情報を扱っている紹介会社に応募可能かどうか問い合わせをしてみるとよいでしょう。

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