Q7退職金にかかる税金を教えてください

A 退職金制度がある企業の場合、退職する際に退職金の支給を受けることができます。その際、退職所得の受給に関する申告書を提出しないと、確定申告が必要になってしまうので注意しましょう。

■退職金の税金

退職金の支払いの際には、所得税・復興特別所得税、そして住民税が、源泉徴収または特別徴収されます。退職金は長年労働したことに対するねぎらいであり、一時的な報償なので、退職所得控除がありほかの所得とは分けて課税されます。

そのため、税金の負担は他の収入よりは軽くなっているのです。

▼退職所得金額の計算方法

退職所得金額は「(退職金の収入金額-退職所得控除額)×1/2」で求めることができます。

勤続年数が20年以下の場合には、「40万円×勤続年数」が控除されます。 20年を超えている場合には、「70万円×(勤続年数-20年)+800万円」が控除されます。

▼退職所得の受給に関する申告書の提出を忘れずに!

退職金にも、所得税と住民税がかかります。しかし、退職所得の受給に関する申告書を勤務先に提出しておくことで、支給額から税金が差し引かれます。提出をしない場合には、所得税が20%かかり、確定申告によって精算することになるのです。

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