機械設計開発の職務経歴書サンプル

機械設計開発職のエンジニアが職務経歴書を作成する際に気をつけるポイントは、自分が関わったプロジェクト、職務内容の記載だけに偏らないことです。設計開発の仕事は、企画から量産化まで幅広い業務経験を有する場合が多く、自分がどこの部分に関わり、どんな点で苦労したかが、はっきりと分かるように記載されると、その方の仕事能力が浮かびあがってきます。また、実績の書き方も、製品化に成功した旨だけでなく、QCDに即したコメントが入れられると技術者としての価値を認めていただけます。例えば、『通常製品化までに半年かかるところを3ヵ月で達成した』、『これまでの製品とは違う材料を採用することにより、品質の向上及び30%のコスト削減につながった』などです。技術職と言えども具体的な数字で会社に貢献した実績を書けると、よりアピールにつながります。

職務経歴書

20XX年X月X日現在
氏名:名前名前

要約

これまでモーターの設計開発業務を8年経験いたしました。今後は新しい技術を学ぶために、これまでに経験したことのない製品の開発をしたいと思います。

経験の要約を書く際、技術者として経験した要素技術や扱い製品も具体的に記載されると良いでしょう。

職務経歴

20XX年X月~現在 産業機器事業部 モーター技術課 開発グループ
■会社概要
ソフトウェア・システム開発

経歴は直近のものから記入します。ただし、関連する業務の経験が直近でない場合は、時系列で記入するなどPRしたい点を出来るだけ前に記入します。どんな会社で勤務していたのか、人事担当者が一目見てイメージできるように「事業内容」、「従業員数」、「資本金」、「売上」、「設立年」を記入してください。

■業務内容1
20XX年X月~現在 産業機器事業部 モーター技術課 開発グループ
・新型軽量モーターの製品化プロジェクトに参加。
・新型○○モーターの開発業務

開発グループの人数と役割や携わった業務の経験年数も明記するとよいでしょう。また、業務やプロジェクト名だけでなく、そのプロジェクトの成果も記載されるべきでしょう。

■業務内容2
20XX年X月~20XX年X月 産業機器事業部 開発課 モーター開発グループ
・○○機構を取り入れた新型モータ―の開発
・米国向けに○○機能を内蔵した製品の開発  

保有資格/特技・スキル

・普通自動車免許

他にも保有している資格はありませんか?技術者として有効な「資格やスキル」を書きましょう。TOEICなど語学のスキルなども記入すると良いでしょう。 資格試験の結果待ちのものなども記載されても構いません。

自己PR

これまでエンジアとして、いくつかの開発設計業務をしてまいりました。これからはその経験を生かして、さらなる飛躍をして行きたいです。

これまで技術者としてどのような姿勢で仕事に取り組んできたか、具体的にどのようなスキルが身に付いたかなどを書かれると、人物イメージがぐっと湧いてきます。また、今後自分がどのように成長して行きたいかなども書かれると、力強さをアピールすることができます。

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